インフルエンザ傾向と対策


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インフルエンザ傾向と対策




昨年来、例年に比べて6週間早いインフルエンザの流行がみられます。
流行時期が早いと、患者数も増え、流行も長引くのがインフルエンザの特徴です。
すでに前年に比べ患者数も4倍に増えています。

インフルエンザウィルスは、低温で乾燥した状態を好みます。
今年は例年に比べかなり空気が乾燥しているため、特にインフルエンザに対する注意が必要な年と言えそうです。

インフルエンザの流行は、子供→地域へと広がっていきます。冬休みが終わり、学校や幼稚園が始まる頃に本格的な流行が始まります。
また、年末年始の人の大移動も流行に拍車をかける要因のひとつです。
帰省などで流行地域から戻った人が、今まで流行していなかった地域にも流行をもたらし、それが全国的な流行につながってていきます。

繰り返しますが、今年は特にインフルエンザに対する注意が必要です。
ここではインフルエンザの特性とその対処方法についてご紹介します。

 ■インフルエンザの種類とは・・・
今年流行をみせているのは、A/香港型ウィルスのようです。
近年はA/ソ連型ウィルス、A/香港型ウィルス、B型ウィルスの3種類が一緒に流行してきました。インフルエンザは変異を繰り返すので、どの型が流行するのかを予測するのはとても難しいのが現状です。

また、抗原性が違う2種類のA型インフルエンザとB型インフルエンザのウイルスが、同じシーズンの中で複数流行することが多いので、A型インフルエンザにかかったあとB型インフルエンザにかかったりすることや、同時にかかり重症化することもあります。


種類 特徴
 A型 A/香港型 非常に変異しやすく、毎年流行するほか、爆発的な大流行がある。
今年流行がみられるA/香港型は、1968年に世界的に流行した「香港かぜ」が変異したもの。
細菌性の肺炎を高率に併発するため、高齢者や幼児が死亡する合併症の危険性がある
A/ソ連型
 B型 散発的に小流行を繰り返す
 C型 症状は通常のかぜに似ているが、大きな流行はおこさない


 インフルエンザを予防するポイントとは・・・
@人ごみをなるべく避ける
Aマスクを着用する
 ウィルスの侵入を防ぐとともに、口腔内の湿度を保ちます。
B帰宅時の手洗い、うがい、洗顔
 帰宅時の手洗い、うがいは当然として、顔に付着したウィルスを取り除くために、洗顔の習慣もつけることをおすすめします。
C部屋の定期的な換気と部屋の加湿(60〜80%くらいが理想)
 低温で乾燥しているとインフルエンザウィルスの活性は長くなります。部屋を暖め、湿度を高く保つことが予防のポイントです。
 加湿器がなければ、バスタオルを2、3枚を水に濡らし、手絞りしたものを部屋干しするだけでも効果的です。

D栄養のバランスのとれた食事と規則正しい生活
 ドイツ、フランス、イギリスでは治療薬として認められていて、かぜやインフルエンザなどの感染症に広く使われている健康食品「エキナセア」などもおすすめです
E予防接種
 お年寄りやインフルエンザに感染しても薬が使えない妊娠中の方、10歳未満の児童・乳幼  児は摂取をお勧めします。しかし、予防接種を受けてワクチンが体内で抗体を作るのに約2  週間ぐらいかかると言われているので、早めの予防接種を受けることが重要。
 ただ、ワクチンはその年に流行するインフルエンザを予測したものなので、違う型が流行した場合、予防接種の意味がなくなることもあります。


 ■インフルエンザにかかってしまったら・・・
インフルエンザの症状の特徴は、悪寒と急な発熱です。疑わしい症状がでたら、自分で判断せずに、すぐに病院に行きましょう。安易に市販の解熱剤を使うと症状を悪化させる場合があります。

48時間以内に受診するのが大切です。インフルエンザウィルスは24〜48時間に増殖のピークを迎えます。これを過ぎると『抗インフルエンザウイルス剤』がきかなることがあります。

今までは医療機関でも、風邪かインフルエンザかの判断が難しい面もありましたが、最近では、インフルエンザの型まで特定できる簡易キットがあるので、直ぐに判断し応じた適確な処置をしてもらえるはずです。
きちんとした処置をしてもらえれば、重症化する危険性も少なく、1週間程度で回復します。

自宅では安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
また、茶、ジュース、スープなどで水分を十分に補給しましょう。



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